車を売却する際に忘れてはならないのは、保険の手続きです。
車の保険は売却後、自動的に解約されることはありませんので、自分で手続きをする必要があります。
具体的には、自賠責保険と任意保険に関して手続きが必要です。
自賠責保険は、事故を起こした加害者に賠償できる財力がなかった場合に、被害者を保護するための保険です。
公道を走る自動車は、自賠責保険に加入することが義務付けられており、加入しないと公道を走行できませんし、車検も受けられません。
車検の際には、自賠責保険の更新手続きも行われ、車検の有効期限と同じまたは車検よりも1ヶ月長い期間を設定することが一般的です。
したがって、車を売却しても自賠責保険は自動的に解約されることはありません。
売主としては、売却前に自賠責保険を解約手続きしなければなりません。